漆工房オリーブ＝人間国宝太田儔の弟子、漆芸家辻孝史（蒔絵辻北陽斎の孫辻昭二の子）主宰

　2013年10月21日(月)「第56回　伝統工芸四国展」において「籃胎蒔絵色紙箱・葡萄」が入選し、優秀賞の「NHK高松放送局賞」を受賞しました!!　10月22日(火)〜２７日(日)まで高松三越・新館５階催物会場にて作品をご覧頂けます。
１）人間国宝の太田先生直伝の籃胎技法を忠実に再現した色紙箱です。
２）箱の中には、塗り籤を編んで制作した中板が入っています。 中板とは色紙を重ねて収納する道具です。
３）今回のテーマは「葡萄」です。「わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。」という聖書のことばから、中央の銀蒔絵の帯で表現した力強い木の幹が、イエス・キリストで、そこに流れるように伸びた枝が「豊かに実を結ぶ」人間を表しています。全体に入っている金蒔絵の丸い線は、ぶどうの実と光の輪をイメージしてデザインしたものです。

下の画像をクリックすると大きく表示されます。