松平公益会賞表彰式《四国新聞ニュース》
漆芸家辻さんら飛躍誓う 高松 松平公益会賞表彰式 若手から中堅の工芸作家の活躍をたたえる本年度の「県伝統工芸 松平公益会賞」に、漆芸家の辻孝史さん(47)=高松市=、北岡道代さん(43)=同=、陶芸家で会社員の島田誠さ...
2021.01.19 2020.09.17 2019.01.17
漆芸家辻さんら飛躍誓う 高松 松平公益会賞表彰式 若手から中堅の工芸作家の活躍をたたえる本年度の「県伝統工芸 松平公益会賞」に、漆芸家の辻孝史さん(47)=高松市=、北岡道代さん(43)=同=、陶芸家で会社員の島田誠さ...
『速報』 第67回日本伝統工芸展に入選しました 日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的に、公益社団法人 日本工芸会が毎年開催する国内最大級の公募展 我が国には、世界に卓絶する工芸の伝統があります。伝統は、生きて流れてい...
■会期:2019年1月8日(火)~22日(火) ■会場:6階(中央B8)=西武アート・フォーラム ※最終日1月22日(火)は、当会場のみ午後4時にて閉場いたします。 「第36回 日本伝統漆芸展」を日本工芸会漆芸部会展と...
「辻 照二 展」
ー辻家の作家たちー
亡父・辻照二を懐かしく偲んで下さる方
漆芸展に来るのは初めてという方たち
展示会場が多くの出会いと再会の場となり
喜んで頂けましたことを嬉しく思います
漆芸家として四代続く辻家ですが
現在私が漆芸家の仕事が出来るのは
人間国宝太田儔先生なくしてあり得ません
辻 孝史
この度、第36回日本伝統漆芸展において、最高賞の文部科学大臣賞を頂きました。
私自身の昨今の作品制作は、閉塞感があり、年月と共に身についた技術だけで制作しているところがあって、正直悩んでいましたが、もっと素直に作品に向き合って、感動した物事を表現しました。それが、「ギンヤンマ」です。
少年の頃、夏が来れば水辺を旋回して飛び回るギンヤンマを追いかけていました。作品制作にあたり、その同じ場所で取材をし、また、新しい発見はないか、少年の頃と違う目線も意識しました。そうして発見したのが、水面に映るギンヤンマの影でした。
この表現により、漆の平面が立体となって、自分が感動したことをより表現出来たと思います。
人間国宝の先生、学識者の皆様、先輩方、多くの皆様から共感とお褒めの言葉を頂きました。「感動は人に伝わる」ことを実感しました。これからも感動しながら素直に作品制作に臨みたいと思います。